blenderで作ったオーディオイコライザをMMDにもっていく

usausakokoko.hatenablog.com

 

MMDでつかえないかなーと思って上記事のようなオーディオイコライザをblenderで作ってみたけどF-Curveがベイクされている(キーフレームの形じゃない)ため、vmdとしてエクスポートできない。

そこでもう一手順踏んでvmdとしてオーディオイコライザの動きをエクスポートできるようにする。

 

1.Emptyに "Bake Sound to F-Curves"

7つのEmptyを作成し、上記事3の手順で音楽にしたがって動くようにする。

MMDで使う音楽を選択する。)

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今回は Z Locationが動くようにした。

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2.Armatureを作成し、各ボーンにドライバーを設定

このあと作るオブジェクトをpmxとしてエクスポートしやすいようにmmd_toolsのCreate ModelからArmatureを作成。

編集モードで7つのボーンを作成。

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1つのボーンを選択し Y Locationを右クリック -> Add Drivers -> Manually Create Later (Single) を選択。

Graph Editorを開き以下のようにドライバーを設定。

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これを各ボーンと各Emptyにたいして繰り返す。

Bone.001のObject: Empty.001
Bone.002のObject: Empty.002
...みたいな。

(Driverを与えた数値のところを右クリック -> Copy Driverで次のボーンにPaste Driverすると、上画像のObjectを変更するだけでいいのでちょっと楽かも。)

 

これで各ボーンが各Emptyと一緒に音楽に合わせて上下するようになる。

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(Add modifier -> Generatorで数値をいじると上下する度合いを調整できる。)

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3.Bake Action

3D ViewでArmature選択後ポーズモードに入る。

Pose -> Animation -> Bake Actionを選択。

適当にFrame Stepを設定。

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ドライバーに従って動いていたアニメーションがキーフレームの形にベイクされる。

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あとはArmatureを選択した状態で、mmd_toolsを使って Motion: Exportでvmdとしてactionをエクスポートできる。

 

おまけ

今回は以下のような感じのオブジェクトを作ってpmxとしてエクスポートした。

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先ほどのvmdを読み込んだ様子。

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ちゃんと動いたー。わーい。